ザ・ハンバーグ

ボビーとハンバーグ
私の近所の街道沿いには、ハンバーグ&ステーキのレストランチェーン「Big Boy」があります。赤と白のチェック柄のマスコットキャラクター”ボビー”がエントランスにある、あのお店です。先日たまたま車で店の前を通りかかった時のこと。店先に立つ、屈託のないボビーのアメリカン・スマイルを見た途端、Big Boyのハンバーグのビジュアルと、ジューシーな肉の焼ける匂いが頭の中の海馬を刺激して、無性に大俵ハンバーグが食べたくなってしまいました。
そんな流れで今日は定番中の定番、”ザ”が付くほど直球の作り方で、ハンバーグを焼いてみようと思います。
まずはここから。みじん切りの玉ねぎを炒めます。所謂きつね色になるまで15分ほどじっくりと火を通すのですが、実に単調な工程。しかしこの作業、案外嫌いじゃありません。
コネコネ。
炒めた玉ねぎの粗熱が取れたらボウルに移し、合挽き肉、パン粉、バターをひとかけ、牛乳、塩、黒糖少々、胡椒を入れてしっかりと捏ねます。コネコネとしながら無になれるこの時間。案外嫌いじゃありません。
バンバーグのタネを4等分し、手に取ったら空気抜き。右手から左手に向けてタネをペシッと何度かぶつけます。いい音をさせることに集中する。そしてこの作業も案外………
角皿の上にアルミホイルを敷き、表面に薄く油を塗り、成形したハンバーグを置きます。周囲には付け合わせの野菜、ジャガイモ、ニンジン、ピーマン、えのきを散りばめ扉を閉めます。水タンクに水をセットし、角皿は下段にセット(我が家のAX-AW400の場合)。設定はいつもの、まかせて調理 → 焼く → スタート。
ソース作り
ヘルシオに調理を任せている間に、ハンバーグソース作りに取り掛かります。ケチャップ、ソース、醤油、赤ワインを混ぜながら火を通していきます。軽く炒めていると、ケチャップのトマトの香りがふわっと立ってきた!そろそろです!
焼き上がり
出来ました!蒸気の向こう、水のチカラで美味しそうに焼き上がってる!この扉を開ける瞬間が料理の醍醐味ですよね!
角皿の上には結構肉汁が滴っています。これはもったいないので、肉汁をスプーンですくって、お皿に盛り付けたハンバーグの上にさらっとかけていきます。
そして最後に、ハンバーグの上にソースをかけたら完成です!早速ナイフを入れて口に頬張ると、うん、ザ・ハンバーグ!まさにこの味を目指していました。ケチャップの酸味とワイルドな肉の味。その間を取り持つ玉ねぎの甘みの組み合わせがグッドバランス。次はおろしポン酢で食べてみようかな。
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